メインフィールド

沖縄本島で最大の
流域面積を持つ比謝川

比謝川は、沖縄市、嘉手納町、読谷村など沖縄本島中部にまたがる二級河川。沖縄本島で最大の流域面積を持ち、歴史的な背景をもつ、緑豊かな自然に恵まれた河川です。

波や風の影響を受けにくく、流れがとても穏やかなので、カヤック・SUPには最適。

周辺には住宅街もありますが、人と自然が共存しています。

比謝川に生息する
個性あふれる植物・生き物たち

嘉手納町の比謝川は、町中の近くなのに豊かな自然が息づいている、とてもユニークなフィールドです。
川沿いはマングローブなどの木々が自生し、植物の他にも、数多くの個性あふれる生き物たちの姿も観察することができます。

目線が水面に近いカヤック・SUPだからこそ、いつもと違った景色が見れたり、観察できる生き物もたくさん。小規模なマングローブ地帯には、生命の神秘がたくさん詰まっています。

植物・生き物

マングローブ(メヒルギ・オヒルギ)

マングローブとは植物の総称で、汽水域などに生息するものを指します。比謝川では、メヒルギが多く見られます。

ヒルギハシリイワガニ

ハサミは紫色で、枝を抱えたままクモのように前に向かって素早く動きます。

シレナシジミ

10cm以上になることもある、日本で一番大きなシジミ。泥水をきれいな水に替えて浄化する、縁の下の力持ち!

リュウキュウシオマネキ

静かにしていると、穴の中から出てきます。片方の大きいハサミはオスにしか無く、そのハサミを振るのは、メスへのプロポーズ!

ミナミトビハゼ

マングローブ湿地の干潟で、胸ヒレではい歩いたり、尾ヒレを使ってぴょんぴょん跳ねて移動する姿が観察できます。方言名はトントンミー。

リュウキュウキノボリトカゲ

昼行性だが日陰を好み、実は暑いのが苦手。木の幹で、じっとしていることが多く、危険を察知すると素早く逃げます。

ガジュマルの神秘

今注目の新たなパワースポット
「ガジュマル」の古木

根っこはアスファルトを突き破るほどのパワーと生命力に満ち溢れ、精霊キジムナーの住処とも言われているガジュマルの木。比謝川の上流に向かう途中にも、ガジュマルの古木が自生しており、そのガジュマルが新たなパワースポットとして今、注目を集めています。マングローブカヤック・SUP、サンセットナイトカヤック・SUP、どちらの体験でもこのパワースポットへご案内します。

精霊「キジムナー」が住み着く
パワースポット!?

真っ赤な姿をしている精霊「キジムナー」は、ガジュマルの古木に住み着くと言い伝えられています。キジムナーに気に入られると家が繁栄するとも言われ、そのキジムナーが住み着いているガジュマルは「多幸の樹」と呼ばれているそうです。

周辺ロケーション

比謝川大橋

嘉手納町と読谷村の境、比謝川に架かる比謝川大橋。真っ赤な色が目印。

階段

比謝橋と比謝川沿いの遊歩道をつなぐ階段。左右に2ヵ所あります。

遊歩道

比謝川沿いの遊歩道。徒歩でも楽しめる、ちょっとした穴場スポット。

鯉のぼり

子どもたちの健やかな成長を願って、毎年5月頃に比謝川に約数百匹の鯉のぼりが揚げられます。

嘉手納漁港

嘉手納漁港では、毎年6月頃に豊漁と海上安全を祈願したサバニでの競漕”ハーリー大会”が開催されます。

野國總管宮

中国から甘藷(いも)を初めて伝えた人物といわれている、野國總管。甘藷伝来350年を記念し、建立されたお宮。