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この時期岩陰や水中を透明の小さな魚のような生物が見られる。産卵し孵化した小魚たちだ。肉眼 で見えるサイズに成長するとどうやら同じ種類同士が成長しやすい環境に集まってくるようだ。
スカシテンジクダイもその一つで初夏をピークにいろんなダイビングポイントでその無数の群れを見ることができる。『スカシテンジクダイ』→『透けてて点の あるテンジクダイ』はその名のとおり骨が見えるほどに透けている。毎年決まった根に集まってくるのも自然のすごさで子孫を残すのに最適な場所を知っている ようだ。根の影ではなく、根を覆うように群れるのは透き通っているから捕食されない自信があるのだろうか?しかし、はじめは1cmにも満たない個体も成長 するにしたがい群れる個体数は減っていく。肉食魚にドンドン狙られるのだ。スカシテンジクダイの群れる根では生物達の生き抜くためのバトルが繰り広げられるアジやカンパチ等の回遊魚は中層域から瞬速でア タックしてくる!水底にはアザハタやユカタハタ等が大きな口をして狙っている!アオヤガラは細長い体の向きを変えて相手からは小さく見えるようにして近 寄ってスッと長い口で吸い取ってしまう。とっても綺麗なミノカサゴはゆっくりと群れの中をパトロールするようにヒレをヒラヒラさせながら泳いでいるが、小 魚を食べる速度は瞬速で一気に大きな口を開けて丸呑みしてしまう。
生き抜いた個体だけが子孫を残せる。
スカシテンジクダイの根は多くのポイントで見れて『あー癒しの光景ねー』って思うのだが生物のバトルをみると『生き 物ってすごいねー』という印象に変わってくる |
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